通院期間中からのサポートで、後遺障害14級が認定され、裁判基準の90%で解決した事例
保険会社提示額 交渉前 |
最終獲得額 275万円 |
ご相談内容
被害者 | 30代女性 |
---|---|
部位 | 首、腰 |
傷病名 | 頚椎捻挫、股関節挫傷 |
後遺障害等級 | 14級 |
獲得金額 | 275万円 |
サポートの流れ
項目 | サポート前 | サポート後 | 増額幅 |
---|---|---|---|
後遺障害等級 | 14級 | – | |
入通院慰謝料 | 0 | 91 | 91 |
休業損害 | – | – | – |
逸失利益 | 0 | 85 | 85 |
後遺障害慰謝料 | 0 | 99 | 99 |
その他 | – | – | – |
合計 | 0 | 275 | 275 |
単位:万円 |
そして、通院終了時、医師に後遺障害診断書を作成してもらう際の注意事項をご説明し、これに沿って後遺障害診断書を作成しいただきました(このようにすることで後遺障害が認められ易くなります)。
さらに、後遺障害が認められ易くなるような書面(日常生活状況報告書など)を作成し、これらの書類とともに当事務所にて後遺障害の申請を行いました(相手方保険会社に後遺障害の申請を任せることもできますが、こちらに有利な書面を添付してもらうことは期待できません。
そのため交通事故専門の当事務所が後遺障害の申請もすることで後遺障害が格段に認められ易くなります)。
解決内容
相手方保険会社と何度か書面で交渉を繰り返した結果、裁判所基準の9割の入通院慰謝料の示談金を獲得することができました。通常だと裁判所基準の7~8割が示談の相場ですので、依頼者にも大変喜んでいただきました。
所感(担当弁護士より)
今回のケースは、休業損害などもなく、後遺障害が認められるかと、入通院慰謝料の金額のみが問題となるケースでした。通院期間は長かったもののご依頼者様自身はさほど痛みが残っている訳ではなく、いわばダメ元で後遺障害の申請をしてみました。ご依頼者様も当事務所としても後遺障害は認められないと思っていた中で14級が認められて、ご依頼者様も大変驚いていました。
後遺障害の申請をすると、専門の第三者機関が後遺障害が認められるか判断するのですが、交通事故で圧倒的に多いムチウチの場合、申請して認められるケースは3~4割程度と思われ、かなりハードルが高いといえます。
また、後遺障害の申請には後遺障害診断書の他にも通院開始時からの全ての利用記録をだし、これを全て第三者機関(実際にはそこにいる医師)が精査して判断されるものです。
そのため、後遺障害が認められるかを事前に判断するのは非常に難しいといえます。当事務所でも「これは後遺障害が認められるのではないか」と思って申請しても認められなかったり、今回のように「これは認められないだろう」と思ってたものが申請したものが、思いもよらず認められることもあります。そのため大事なことは、後遺障害が認められなさそうなケースであっても、有利になる資料を全て添付して申し立てることが重要です。
今回のケースで後遺障害が認められたのも、日々、当事務所にて、できるだけ後遺障害が認められるように様々な工夫をしていた成果であると自負しております。ご依頼者様は後遺障害が認められるとは全く思ってなかったため示談金の額を伝えたときに「こんなにもらえるのですか!」と言っていたのが非常に印象的でした。
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