60代男性
首、腰
後遺障害等級非該当

通院期間中からのサポートで、裁判基準の90%で解決した事例

保険会社提示額

交渉前

最終獲得額

117万円

ご相談内容

被害者 60代男性
部位 首、腰
傷病名 頚椎捻挫、腰部挫傷、右中指挫傷乙
後遺障害等級 非該当
獲得金額 117万円
渋滞で停止中に追突され、頚椎捻挫、腰部挫傷の受傷をしたケースです。

サポートの流れ

項目 サポート前 サポート後 増額幅
後遺障害等級
入通院慰謝料 0 86 86
休業損害 0 31 31
逸失利益 0 0 0
後遺障害慰謝料 0 0 0
その他 0 0 0
合計 0 117 117
単位:万円
ご依頼時、通院中であったことから、通院の際の注意点(1か月以上間をあけないこと、治療費打切り後も健康保険を使って通院を続けること等々)をご説明いたしました。

そして、通院終了後、通院期間が半年未満であること及び医師も後遺症がないとの診断であることから後遺障害申請をせずに相手方保険会社との交渉となりました。

解決内容

本件は、後遺障害申請をしておらず、また休業損害については相手方保険会社が休業損害証明書の満額の支払いを認めていました。そこで、本件の争点は専ら入通院慰謝料となっていました。

通常、弁護士が介入した場合の入通院慰謝料の相場は裁判所基準で計算した額の7~8割といわれています。そこで、当事務所としては、できるだけこの相場を超える額の入通院慰謝料の獲得を目標として粘り強く交渉をかさねてきました。

その結果、当初、相手方保険会社は裁判所基準の7割の入通院慰謝料を提示していましたが、最終てきには9割の入通院慰謝料を獲得することができ、当初の69万円から117万円に示談金を増額することができました。

結果として、通常の相場を超える示談金をを獲得することができ、ご依頼者の方も大変喜んでいただきました。また、ご依頼者の方を当事務所にご紹介していただきました整骨院の院長先生にも感謝のお言葉をいただき、当事務所としても満足な結果となりました。

所感(担当弁護士より)

今回のケースでは、ほぼ入通院慰謝料のみが争点となっており、相場も金額も明確でした。そこで、交渉するに際しては、あらかじめ当方で初回に提示する条件、2回目に提示する条件、最後に提示する条件を準備しておき、交通費などの細かい金額の争いはあえて譲歩しつつ、大きな金額となる入通院慰謝料について有利な示談をまとめることが可能となりました。

このように交渉の全体をはじめから把握しつつ、細かい金額はあえて譲歩して、大きな金額の譲歩を相手方保険会社から引き出すことで、全体として示談金を大幅にアップさせることが可能になったと感じております。

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