タクシーとの交通事故で裁判をし、裁判前より示談金を３倍にしたケース

今回は、タクシードライバーとして勤務中に追突事故に遭われた方の示談金を裁判を通じて3倍に増額させた解決事例をご紹介します。

• 追突事故の詳細・相談内容
• 弁護士事務所へのご依頼からサポートの流れ
• 解決内容
• 今回の追突事故に関する弁護士の所感

上記の内容をご紹介して参ります。まずは、追突事故の相談内容からご覧ください。

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※弁護士法人大栄橋法律事務所は、相談料や着手金は無料で、完全成功報酬制です。 相談する時点で弁護士費用は1円もご準備いただかなくて大丈夫です。 また、当事務所は埼玉県の大宮にございますが、全国どこからでも相談から解決まで電話で完結できますので、わざわざ自宅から通う必要もありません。 常に、ご相談者様にとって最良の解決策をアドバイスするよう心がけておりますので、まずは安心してどんな些細なお悩みも無料電話相談をご利用ください。

ご相談内容

被害者	40代会社員女性
部位	両肩、首、両腕、両腰痛、耳鳴
傷病名	頚椎捻挫、胸椎捻挫、頭部外傷等
後遺障害等級	14級
獲得金額	170万円

タクシードライバーとしての勤務中に、渋滞で停車中に追突された。相手方保険会社の態度が高圧的で、対応をすべて当事務所に一任されたい、ということで委任された。

サポートの流れ

項目	サポート前	サポート後	増額幅
後遺障害等級	なし	14級	14級認定
示談金	60万円	170万円	110万円増額
その他	–	–	–
合計	60万円	170万円	110万円増額
単位:万円

通院終了時、医師に後遺障害診断書を作成してもらう際の注意事項をご説明し、これに沿って後遺障害診断書を作成しいただきました（このようにすることで後遺障害が認められ易くなります）。 さらに、後遺障害が認められ易くなるような書面（日常生活状況報告書など）を作成し、これらの書類とともに当事務所にて後遺障害の申請を行いました（相手方保険会社に後遺障害の申請を任せることもできますが、こちらに有利な書面を添付してもらうことは期待できません。そのため交通事故専門の当事務所が後遺障害の申請もすることで後遺障害が格段に認められ易くなります）。 そして通院終了後に示談金の交渉を開始し、その後、訴訟を提起しました。

解決内容

当事務所が後遺障害の申請をしたことで、後遺障害14級が認められました。 1４級が認められると後遺障害の認定機関である自賠責から、とりあえず後遺障害の慰謝料のうちの７５万円が当事務所に入金されます。依頼者のご希望でまずこの７５万円を依頼者にお渡しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 そして、ここから相手方保険会社と示談金の額の交渉になるのですが、争点は入通院慰謝料と休業損害でした。相手方保険会社は収入の減収が確認できないと主張をし、実通院日数199日の内うちの60日のみしか損害を認めませんでした。そこで疎明資料を収集し、提示を続けましたが、示談がまとまらず訴訟に移行しました。裁判では、タクシードライバーとして、後遺障害が認められ怪我を抱えながらも必死に勤務を続けた旨を、資料と共に丁寧に主張を続け、最終的には休業日数は99日と認められました。

所感（担当弁護士より）

今回のケースは、依頼者が相手方保険会社に適切な対応を求めたことから、訴訟まで提起し、徹底的に争ったケースになります。休業損害や慰謝料について、少しでも増額できる点についても粘り強く交渉したことが、示談金を３倍もアップさせることにつながったと自負しております。

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